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安心してモーターサイクルを楽しめる世界へ。

走る喜びを多くの人に広げたい。

ATSUSHI NAKAMURA
モーターサイクル&パワースポーツ事業部
2009年入社
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指を失っても消えない、モーターサイクルへの想い

「なんでまだバイクに乗っているの?」「怖くない?」 モーターサイクルの転倒によるケガで一部を失った私の指を見るたび、周りの人からよくそう言われました。 事故は大学2年のとき、ずっと欲しかった車両を購入して1ヵ月後に起きたのですが、私はケガが理由でモーターサイクルを嫌いにはなれませんでした。 なぜならケガをしたのは私の運転の未熟さのせいで、モーターサイクルに落ち度はなかったから。 モーターサイクルを嫌いになるどころか、運転スキルを向上させるためにもっと乗ろうとさえ思っていました。 ですから、モーターサイクルに否定的な言葉を聞くと不思議な気持ちになったものです。 しかし、そこで気づきました。 若い世代がモーターサイクルから離れていっている理由は、「バイクは怖い」「転んだら大ケガしそう」といったネガティブなイメージを多くの人が持っているからだと。 私は小さい頃からモーターサイクルやクルマが大好きで、大学では動力機械工学を専攻。 そこで動力機械に関することを幅広く学び、大学院では燃料電池を専門に勉強していました。 そうした経緯もあり、私は技術者としてモーターサイクルの事故を防ぐ仕事に携わり、多くの人が安心してライディングを楽しめるような環境をつくっていきたいと考えるようになったのです。 そこで出会ったのがボッシュでした。

ブランド、メーカーの壁を飛び越える影響力

私が最初に就職先として考えたのは自動車メーカーでしたが、ボッシュの説明会に参加して考えが変わりました。なぜならボッシュが開発する製品やシステムはひとつのメーカーにとどまらず、全メーカーの車両が対象となるから。すぐれた製品やシステムを開発することで、ひとつのブランド、メーカーの壁を飛び越え、グローバルに影響を与えられる……。「バイクの事故を防ぎたい」という私の夢を叶えるには最高の環境だと思い、私は迷わずボッシュを選びました。入社して最初の4年はハードウェア、主にモーターサイクル向けABS(アンチロック・ブレーキ・システム)の部品の設計開発に従事。それから現在までの4年間はシステム開発を担当。とくに印象に残っているのは、事業部門を越えたeBike(電動アシスト自転車)システムの開発プロジェクトに参画し、その中でも世界初となるeBike向けABSシステムを担当したこと。それまでのABSはクルマやモーターサイクルに使用するもので、eBikeに採用した例はありません。従って完成形もなく、開発は文字通りゼロからのスタートでした。eBikeにはどんな事故が多いのか? それを防ぐためには何が必要か? どんなシステムを活かせるか? などなどひとつひとつ事例を解析しながらトライ&エラーを繰り返しカタチにしていく作業は苦労の連続。しかし、だからこそ完成したときの喜びもまたひとしおでした。

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いかに完璧に仕上げていくか。開発に終わりはない

eBike向けABSシステムの開発は日本主導で行われました。従ってドイツやアメリカなど海外のエンジニアとの打ち合わせも私がリードする立場に。私は当初、英語が苦手で英会話もほとんどできませんでしたが、毎日打ち合わせを重ねるうちに気がつけば英会話も問題なくできるように。自分たちがめざすものをいかにカタチにしていくか。いまなら理想と情熱があれば苦手なことも克服できると断言できます。世界初のeBike向けABSシステムは、まずはEU市場に投入。しかし、これで終わりではありません。eBike向けABSシステムはまだ生まれたばかり。今後はこのシステムをさらに突き詰め、いかに完璧なものへと仕上げていくかが大事。「バイクの事故を防ぎたい」という私の夢にもつながっています。それが実感できるからこそ、とても仕事が楽しく、大きなやりがいを感じています。一方できちんと有給休暇を取れる仕組みがあるのもボッシュの魅力。私も仕事だけでなく家族との時間も充実させることができています。ちなみに今度の有給休暇は家族で常夏のグアムへ。たっぷり遊んで心機一転、夢に向かってがんばります。

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