自分の好きを仕事にする
ECUシステム事業室
ある1日の流れ
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9:30出社(横浜事務所)
メールチェックし、インド、ベトナムと電話会議を行う。 -
12:15LUNCH
食堂で同僚とランチタイム。 -
13:00TEST
資料作成およびソフトウェア設計レビューをした後、動作確認テスト。ミーティングを都度行う。 -
20:00退社
お客様説明用資料などを作成。また海外スタッフのサポートなどをして終了。その後は、外国語の勉強や映画鑑賞を楽しむ。

車の挙動を想像し、
ソフトウェアをつくっていく。
私は現在、ECU(エンジンコントロールユニット)のソフトウェア開発をしています。完成車メーカーからの要件を定義し、どうやって実装するか、設計に落とし込むところまでを担当しています。エンジンECUには、ひとつのソフトウェアの中にさまざまなコンポーネントが格納されています。お客様の要求に対し、どこを調整すべきかを考えて、インドやベトナムの実装チームに伝えています。車両挙動を考えながらソフトウェアを構築することはとても難しいのですが、インドやベトナムとレビューの機会を設け、ときには実車テストで確認するなど、さまざまな方法で要求を実現していきます。入社後、最初に感動したのは、クルーズコントロールのガイダンスディスプレイ表示を実装し、テストコースで動作を確認できたとき。自分のやったことが目に見えて確認できるのもこの仕事の魅力ですね。

好奇心とものづくりへの思い。
どちらも満たすことができる。
昔から、新しい考え方に出会い、自分の価値観を広げることが好きだったので、独立系サプライヤーであり、さまざまな完成車メーカーと仕事ができるボッシュにとても魅力を感じています。毎年多くの完成車メーカーが新しい自動車を発売する時に、仕事で関わっていけるのは非常におもしろいです。自動車を構成する技術は一つひとつを見るとすごく簡単ですが、それがものすごい複雑さで絡み合っています。勉強することがたくさんあって、いつまでたっても飽きずに取り組んでいくことができます。またボッシュは、ものを売るだけでなく、実際に開発していて、ラボやさまざまなテストができる施設があります。元々ものづくりにすごく興味があったので、試行錯誤してつくりあげていく過程を今でもとても楽しんでいます。

大事なのは、英語力より
コミュニケーション能力。
昔から洋楽が好きで、日本にはない文化や宗教を感じさせる、海外の歌詞の独特な世界観に惹かれ、英語が好きになりました。海外には語学留学で学部の時に1ヵ月、大学院の時に研究留学でドイツに3カ月ほど行きました。そういう経験もあり、社内の外国人比率が高い会社で働きたいとボッシュを選択しました。ボッシュではインドやベトナムなど、私も含め、英語が母国語でない方とのコミュニケーションも多いです。国によって発音が違ったり、理解が難しかったりします。しかし仕事の場合は、お互いの意思がきちんと伝わることの方が大切です。メールや図表等を活用して、相手に伝わりやすいように工夫をしています。英語が流暢であることよりも、きちんと自分の意思をわかりやすく伝えようとする気持ちが、仕事を進める上では重要だと思います。