海外の良さも、日本の良さも、
古きも新しきも、存在する会社。
古きも新しきも、存在する会社。
ECU キャリブレーション部門
ある1日の流れ
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9:30出社(東松山工場)
メールチェックとエンジン適合業務を行う。 -
12:00LUNCH
食堂で同期と。売店でカフェラテを購入。Bosch Terraceでコーヒーブレイクすることも。 -
16:00MTG
エンジン適合業務と、インドとのミーティングを行う。 -
19:00退社
翌日の予定を確認後、退社。その後、友人や同僚と食事に行くことも。

車は工学の結晶。
興味はつきない。
私の仕事は、排出ガスの後処理システムに関わる燃焼適合です。後処理にはエミッションをよくするためにさまざまな触媒がついています。具体的にはDPF(黒煙除去フィルタ)とNSC(NOx吸蔵触媒)と尿素SCR(排ガス浄化装置)があります。触媒が効率よく機能するためには排気ガス温度を上げる必要があり、そのための燃焼適合をやっています。エンジンベンチや車両でのテストと、その結果についての解析を行います。また、自分が行った適合を確認するため、夏はスペインやドイツ、インド、冬はスウェーデンに行ってテストします。実車のテストでは、お客様がいる国の実路を走行して適合値を評価します。自分が手掛けたシステムをさまざまな国でテストし評価をすることが、楽しい瞬間です。私自身は自動車にはあまり乗らないのですが、いろいろな機械工学の結晶なので、興味は尽きません。

同じ会社の中に、
最高峰の技術や環境がある。
ある時、ドイツのアプシュタットという街にあるオフィスに行き、適合開発のエキスパートと出会いました。ボッシュではそういう人を COC(センターオブコンピテンス)と言いますが、その人のチームと話をする機会がありました。そこで技術に対する考え方や仕事環境に衝撃を受けました。IWC (Inspiring working condition)コンセプトで、会社の中にビリヤードやジム、食堂も複数あり、各階でランチをとることができ、コーヒーも無料で飲み放題。ドイツ国内に数多くある拠点の中で一番良い仕事環境なのではないかと思いました。それを見て、自分の働く東松山工場にも働く環境面からみんなのモチベーションを向上させようと提案したこともあります。そのくらい、刺激をうけることが同じ組織の中にあるということもボッシュの凄さだと思います。

自分のやりたいことを
自由にやれる環境。
ボッシュでの働き方はとても自由です。コアタイムがあるフレックス制で、コアタイム中働いていれば、いつ来てもいいというスタイルが気に入っています。福利厚生施設のジムには、コアタイム以外の時間帯に、仕事を少し抜けて行き、気分転換にトレーニングをし頭をリフレッシュすることもあります(笑)。また私は入社時、今とは違うグループにいました。自分の考えるエンジニアリングと今後のキャリアプランを見直した時に、将来的にやりたいことを当時の上司に相談し、上司も快諾、結果的に社内異動をしました。また、東松山工場は人が優しいですね。皆さん、面倒見がすごくいいです。自分も後輩をもったら、先輩たちから受けた恩を後輩に引き継いでいこうと思っています。後はメンタリング制度など、マネジメント層と話す機会が沢山あります。単に自分の仕事だけに集中しているのでは視野が狭くなっていきますが、マネジメント層と話すことによって広げる機会があると言うのも魅力です。

いろんな考え方や働き方が
ボッシュを支える。
ボッシュの社員以外の日本の人と話すこともあるのですが、ボッシュで働く社員はとてもオープンマインドだと思います。グローバルな感覚も持っていて、海外のいろいろな文化や情報を知っています。考え方も枠に囚われた思考ではなく常にグローバル視点で物事を捉えている印象です。
私は大学時代から日本に住んでいますが、日本の好きなところは、何事も手を抜かない、そして何事にも努力すると言う点です。とはいえ、例えばインドやドイツとの仕事では、会議をなるべく短くすることを意識しています。日本のように完璧を求める長い会議に慣れてしまうと、ついつい長くなってしまいます。日本と海外、さまざまな考え方や働き方が存在していて、いい社風が存在しているのがボッシュだと感じています。