自分の携わった製品が、
世界中を駆けめぐる。
世界中を駆けめぐる。
先行開発&クロスドメインシステム開発
ある1日の流れ
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9:00出社(横浜事務所)
メールチェックおよびプロジェクトタスクに取り組む。 -
12:00LUNCH
食堂でランチ、売店前で同期や同僚と情報交換を行う。 -
13:00MTG
プロジェクトタスクと国内または海外チームとのミーティングおよび、車両での試験・データ分析を行う。 -
19:00退社
解析結果を整理し、翌日の予定を確認後、退社する。

日々、エンジンや
バイクの奥深さに触れる楽しさ。
バイクのエンジンECU(エレクトロニックコントロールユニット)を、お客様の要求性能をどうすれば実現できるかについて、何が必要かを考え、解析し、うまく適合できるようパラメーターの調整することを主に行っています。業務の中のひとつに、エンジンの適合があります。エンジンそのものをお客様からお預かりして、ソフトウェアチームと共にデータの解析および追加・変更した機能のテストをします。繰り返しテストを行い、お客様の要求通りのものに仕上げられた時はとても達成感があります。ECUというとても複雑なシステムが、自分の決めた値でちゃんと制御ができた瞬間は、非常にやりがいを感じます。この仕事を通して、エンジンやバイクを深く知れることも醍醐味のひとつです。特にエンジンシステムはセンサーやアクチュエータが多いため、沢山の構成要素を理解する力や知見が身につき、他の分野に異動した際にも生かしていけると考えています。

安心してトライできる環境だから、
どんどん成長していける。
この3年間は、手を動かして試行錯誤を繰り返して成長していく日々でしたが、もちろん入社当時は先輩について、仕事を教えてもらっていました。新しいプロジェクトが始まった際には、エンジン適合の初めのベース部分を任されました。先輩の仕事を見ていたので進め方は理解をしていましたが、実際に自分の手で動かして作業をすると想定通りにはいかず苦戦しました。しかし、以前から上司や先輩、海外の同僚に適合を教わり、またソフトウェアチームにもお世話になっている方が沢山いたので、行き詰った際にはメンバーからアドバイスをもらいながら仕事を進めました。自分の仕事で困難に直面した時、安心して質問ができる環境も気に入っています。エンジンECU(エレクトロニックコントロールユニット)は大きなシステムで、問題があった場合、一部だけ見ていても実は違うところに要因があることも。メンバーに多くの経験や意見を共有してもらうことで、プロジェクトを全体的にみて動きを判断できるようになってきました。

ボッシュの技術を支えることは、
きっと世界のバイクを支えること。
モーターサイクル・パワースポーツ技術本部は日本にグローバル本部が置かれています。ですから先行開発を日本が主体となって進めていくことができます。例えばバイクのABS。日本のエンジニアたちが設計して国内で生産もしています。それが次世代の新しいスタンダードモデルになるというのが、醍醐味のひとつです。ABS(アンチロック・ブレーキ・システム)だけでなく、センシングなどを活用したバイク車向け先進運転支援システム「ARAS」も日本で開発しています。ボッシュの技術は、エンジシECU(エレクトロニックコントロールユニット)にしてもシステムのロジックが「とても手が込んでいる」と感じます。ロジックを綿密に設計することによって、すごく細かい制御ができたりする。自分が開発している技術や製品が、ヨーロッパに展開されたり、自分が開発に携わったエンジンを積んだバイクがアメリカで走っていたりするのを目にすると、自分の手掛ける仕事のスケールの大きさを感じます。