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ボッシュのマネジメントが語る、
ソフトウェアエンジニアとしてのキャリア形成

2022年12月現在、大規模な採用プロジェクトを進めているボッシュ。その背景には、グローバルな環境や自動車業界の変化が関わっています。どのような人材を求めているのか、どんな魅力がある会社でどのようにキャリアを積めるのか。採用プロジェクトを推進する磯部と安部が、ボッシュについて語ります。

シャシーシステムコントロール事業部
事業管理部門長 執行役員
Employer of Choice活動

磯部 貴子

クロスドメイン コンピューティング ソリューション事業部
ドライバーエクスペリエンス 部門長

安部 大輔

【動画公開中】マネジメントが語る、ボッシュ250名採用プロジェクトの全貌

※再生ボタンを押すと音が出ますのでご注意ください。

ボッシュの採用プロジェクトについて動画で観たい方は、ぜひYouTubeでご覧ください。

ここからは動画でお伝えしきれなかった内容も含め、採用プロジェクトの背景や求める人物像などを詳しくお伝えします。

事業の拡大や働き方の変化に合わせ、250名の大規模採用を実施

まず、今回の採用プロジェクトの背景を教えてください。

磯部:自動車業界が変革しようとしている中で、ボッシュも今までと異なる分野で事業を広げていく必要があります。今後はソフトの制御やセントラルECUの制御も増えていくでしょう。そうなると、今までにないコンピテンスを広げていかなければならないため、外からの採用と中での従業員教育を合わせて広げていくことになりました。250名ほどのソフトウェア領域の人材を採用する予定です。

250名の採用はかなり大規模ですが、どのようなスキルや経験がある方を採用するのでしょうか?

安部:大多数がエンジニアで、とくにソフトウェア開発やシステム開発の経験がある方を求めています。その一方で、開発の規模が大きくなるためプロジェクトマネジメントに長けた方も募集しています。

磯部:エンジニアの割合は多くなりますが、事業の拡大に伴い営業やプロジェクトマネジメントができる方、ほかのビジネス系の職種も増強しなければならないですよね。

安部:今まではハードウェアにソフトウェアを入れて売るビジネスでしたが、今後はソフトウェアだけを提供してボッシュ製ではないハードウェアで動かすビジネスも生まれる可能性があります。それを開拓していく人材も必要ですね。

マインドの面からも、ボッシュが求める人材をお聞きしたいです。

磯部:ボッシュはグローバルな会社なので、世界規模で働くことを楽しめる方がいいと思います。技術力が高い会社ですから、技術に興味があり、今後起こる可能性のあるさまざまな変化に対して柔軟にチャレンジしていこうと思える方に入っていただきたいですね。

安部:あとは、上から指示されて仕事をするのではなく、何をすべきか、何が最適かを自分で考えて提案することに喜びを得られるような方がボッシュに向いていると思います。ボッシュにはオープンに提案していける風土があるので、自分で考えて行動したい人にとっては働きやすい環境です。

250名という数字は、どのように決まったのでしょうか?

安部:これまでボッシュでは、ドイツで開発したものを日本のお客様に適合するのが一般的でした。ただし、お客様の要求の多様化や日本特有の状況もあり、日本でも基礎開発をどんどんやっていこうという動きになってきています。そのために必要な人数ですね。

また、コロナ禍でリモートでも仕事ができることがわかってきました。そこで、今までドイツ一極集中だった開発を、各地域がある程度責任を持って進めることが可能になってきているのも要因のひとつです。

今後は日本の重要性も今まで以上に高まります。私はADAS(先進運転支援システム)系の開発をしていますが、駐車の方法や首都高速でのレベル2の自動運転など、ドイツにはない状況が日本にはいくらでもあります。日本のお客様はそこに期待されているので、日本でシステムを作ろうとしているところです。

その中で、おふたりはどのような役割分担で動いていらっしゃるのでしょうか?

安部:事業部と人事部で協力し、採用のタスクフォースを組んでいます。そのタスクフォースがいくつかのチームに分かれており、各チームで困りごとがあればマネジメントからサポートをするなどのアクションを取っています。私は事業部側としてマネジメントの役割を担っています。

磯部:私は人事部門の担当であり、「Employer of Choice」という戦略フィールドのリーダーもしているため、ドイツ本社と日本の人事および事業部をつなぎ、外の方々に情報を発信してボッシュをより魅力的だと思ってもらえるように働きかけています。

グローバル、昇進、技術特化。自分が希望するキャリアを歩めるのはボッシュの魅力

ボッシュで働く魅力について、教えてください。

磯部:社内のローテーションが充実しており、国内外問わず働けるのは魅力ですね。ファンクションごとにトレーニングを受けられるので、グローバルな視点を持って能力を身につけることができます。

安部:日本の会社では突然辞令を受けて、まったく希望していなかった部署に配属されるケースもよくあると聞きます。ボッシュは基本的にそのようなことはなく、上司と相談しながら長期的なキャリアを自分で考えて形成することができます。それによってやりがいも生まれることは、ボッシュの大きな魅力だと思います。

ボッシュではどのようなキャリアを形成できるのでしょうか?

磯部:形成できるキャリアは、本当に多様です。事業部を変えて違う製品に携わることもできますし、日本だけでなく海外でキャリアを積むこともできます。また、エンジニアから営業になって、製品を十分に理解した上でお客様に良さを伝える道もあります。

たとえば私の部下は、入社当時から本社があるドイツで働きたいという希望を持っていました。何も経験がない状態では厳しいので、ある程度経験を積んだ後に海外へ行き、今でもドイツで働いています。このような成功体験は、ボッシュならではだと思いますね。

安部:一般的な会社であれば、担当から始まりグループリーダーになって、課長を経て部長に昇進というラインのキャリアを歩んでいくと思います。それに対し、ボッシュでは現在、ローテーションをしないエンジニアリングのキャリアパスを考えているところです。エンジニアとしてエキスパートになっていけば、ラインと同様に給料は上がりながらも1カ所を深められます。

磯部:課長や部長になりたいわけではなく、この技術を突き詰めたいと考える方にとってはとてもいいですよね。

安部:そのような方が、技術の会社であるボッシュには必要ですね。

ボッシュのキャリアについて、ほかに魅力はありますか?

磯部:組織がフラットで、実力のある方は若いうちから責任のあるポジションを任せられるシステムが整っています。われわれも比較的若いころから任せてもらっていて、頑張ったところに対して決して待ちの姿勢でないのはボッシュの大きな特徴だと思いますね。

安部:異業種から転職する魅力もあると思います。私の部下で、ソフトウェアや半導体などを扱っていた方がいました。彼はソフトウェアの知識は持っていましたが、安全やセキュリティなど自動車関係の知識がありませんでした。しかし、それらはボッシュで学べます。結果的に彼はソフトウェアと自動車両方の知識を持ち、ものすごいスピードで昇進して部長にまでなっています。

家電や携帯電話、画像処理などに携わっていた方が活躍している例もありますし、異業種からの転職はおもしろいと思いますね。これまでの経験が自動運転に活きて、よりダイナミックに仕事ができるケースも多いです。

公募している部署は、どのように確認できるのでしょうか?

安部:ボッシュグローバルのオープンポジションが会社のネットワーク内でいつでもだれでも見られるシステムがあります。国内外で公募をかけている部門が確認できるので、自分がやりたいことと公募内容が合えば自由に応募することが可能です。

磯部:全世界のポジションが登録されているので、あえて考えていなかったけれどここもいいかもしれない、と発見できることもあります。

従業員から声を集め還元する。率直な意見を採用活動に活かす

採用において、従業員の方に協力してもらいたいことはありますか?

安部:普段働いて感じるボッシュの良いところや悪いところを、ぜひ聞かせてもらいたいです。われわれがつかんでいないことがあるかもしれないので、聞かせてもらえれば採用活動に役立てられるのはもちろん、従業員の方にも還元できると思います。

磯部:ボッシュは、会社として改善すべき点に敏感で、たくさんサーベイを行い従業員の方が求めていることを常にリサーチしようとしています。出てきた改善点は次の対策に活かしているので、もとからそのような風土があるのはボッシュの強みでもありますね。

安部:会社を良くしていく上で、労働組合も非常に重要なパートナーです。みなさんからの意見をもとに、どうしていこうか、いつくらいまでに実施しようかなどを議論して優先順位をつけながら一緒に取り組んでいます。

磯部:従業員のみなさんには、働いて感じたボッシュの良いところを発信してもらえると、われわれの励みにもなるのでありがたいです。

従業員の方の率直な意見が、採用活動にも役立つのですね。

安部:そうですね。あとは、毎年多くの仲間が入ってきますが、しっかり受け入れてお互いに協力してもらうことが必要だと思います。中にはわれわれが持っていないコンピテンスを持った方もいると思いますが、自動車業界は人の命を預かることから非常に厳しい規定もあるので、そこは絶対に外してはいけない。新しく入ってきた方には、厳しい決まりもきちんと伝えてもらえればと思います。

ボッシュでは、リファラル採用も行われているのでしょうか?

磯部:はい。紹介された方はボッシュをよくわかった上で入社されるため、ミスマッチが少ないのが特徴です。この先事業を幅広く展開するために、なるべくミスマッチがないように採用をしていきたいと考えています。リファラル採用は紹介した従業員の方にも特典があるので、ぜひ多用してもらいたいですね。

最先端の技術に携わりながら、柔軟な環境で働けるのがボッシュの強み

改めて、今後入社を検討される方々に向けてボッシュの良いところを教えてください。

安部:最先端の技術に触れられるのは、非常に大きな魅力だと思います。私自身、自動運転レベル2のクルマに乗るとすごく感動しますね。

また、新しい技術やアイデアはたくさんありますが、それを実際に製品にして世の中に出していくのは簡単なことではないので、実現できない会社も多いと思います。一方ボッシュは自分が開発したものが街中を走っているのを見ることもできる。子どもに「あのクルマは、お父さんが関わったんだよ」などと言えるので、モチベーションが上がりますね。

やはり技術力の高さが魅力といえますね。

安部:そうですね。ADASや自動ブレーキなどは流行ってきてはいますが、まだまだ新しい領域なので開発の手法も新しい。そのため、お客様である日本の自動車メーカーと一緒に新しい開発手法を推進するなど、ひとつのものを作り上げていく楽しさも感じられます。ボッシュの中だけではなく、自動車メーカーの方々ともチームとして一緒に働く。そこに魅力を感じた方に入ってきてもらえるといいですね。

良いところをたくさんお伝えしましたが、厳しいこともたくさんあります。たとえば、プロジェクトが佳境に差し掛かったときは、ハードに働きます。期待とともに覚悟を持っていただきたいですね。

ありがとうございます。技術力のほかには、どのような良いところがあるでしょうか?

磯部:ボッシュは、良い人が多い会社だと思います。人が良く、フラットな組織体制や働く環境が整っているので、総合的に居心地の良い会社であることが強みだと感じますね。

ボッシュもコロナ禍で在宅勤務が一気に進みましたが、その後もニューノーマルとして「スマート・ワーク」という制度を2022年10月から始めました。在宅とオフィス、どちらで働くかをそれぞれの部署で相談しながらある程度自由に設計できるので、柔軟な環境で働けると思います。

あとは、グローバルな会社だからこそ働きやすいと感じることもあります。性別や年齢に関係なくチャンスが与えられることに、最初は驚きました。挑戦したいと思ったら、国内外にあるキャリアのチャンスをつかめると思います。

ボッシュで働く魅力や求めている人材について、よくわかりました。

今回のお話を聞いてボッシュに興味をお持ちの方は、ぜひ動画もご覧ください。

▶動画はこちら

※このページは「talentbook」に掲載された内容を転載しています。
 出典:https://www.talent-book.jp/bosch/knowhows/51006