生産・製造技術での挑戦
仲間たちと対話を重ねる
栃木工場のモノづくり

VEHICLE MOTION
DIVISION

Toshihiro.N

栃木工場製造統括 製造部
センサー組立課
マネージャー
2016年入社

世界をリードする会社で、よりレベルの高い仕事を
経験したかった

大学院卒業後、新卒ではエンジン部品を開発するサプライヤーで、部品加工の生産技術を担当していました。転職を考えた理由は二つあります。一つは日本にいながらにしてグローバルな環境で働きたいと考えたこと。もう一つは加工工程だけではなく、組立工程の生産・製造技術へ挑戦したかったこと。スキルの幅を広げたいと思い、転職活動を始めました。

自動車業界に携わっていたこともあり、以前からボッシュのことは知っていました。世界をリードする自動車部品メーカーのボッシュなら、日本の拠点にいながらグローバルな環境で働けるだけでなく、よりレベルの高い仕事を経験して成長できるだろうと考え、入社を決めました。

入社後に任されたのは油圧ユニット部品の組立ラインの製造技術。入社前に希望していた「組立工程に挑戦したい」という想いが叶いました。また、周囲を巻き込んで目標を達成するリーダーシップやコミュニケーション能力、課題解決能力も身に付いた実感があります。入社7年目の現在は、センサー組立課のマネージャーを任されています。担当製品のさらなる生産性向上に加え、誰もが発言・提案しやすい職場作りを推進していく立場となりました。

メンバーを巻き込み、
工場のパフォーマンス向上に大きく貢献

ボッシュに入社後、私がリーダーシップを強く意識するようになったのは、入社当初のプロジェクトです。当時、私は一人で生産ラインの改善に取り組んでいましたが、なかなか上手くいきません。そんな様子を見た上司が、「一人で取り組む必要はない。周囲を巻き込んで、リードしていきなさい」とアドバイスしてくれたことにより、私は行動を大きく変えることができました。
一人で解決しようとするのではなく、生産ラインに関係する保全グループや現場のメンバーに話を聞き、「一緒にやりませんか?」と声を掛けて回りました。すると周囲のメンバーは、入社して間もない私の意見に耳を傾けてくれ、すぐに協力のためさまざまな情報を共有してくれたのです。小さな行動から、結果が出てくるとより仕事が面白くなってきて、日を追うごとに参加メンバーが増えました。

いつしか改善活動チームが生まれ、私が中心となってリードする形となり、地道に改善活動に取り組み続けた結果、栃木工場は当該部品を担当する工場の中でNo.1のパフォーマンスを上げるまでになりました。また、結果が出たことによって参加メンバーの士気も上がり、メンバー自ら改善提案やレビュー会を企画し、依頼が飛び交うなど、いい変化が生まれています。

本質的な改善業務に集中し、
日本にいながらグローバルな仕事に挑戦

誰もが自由に発言・提案でき、リーダーシップを取ることができる。そんなボッシュのカルチャーが、前述の取り組みの成功要因だったと考えています。役職や入社年次など関係なく、誰の話にでも耳を傾ける姿勢があり、積極的にコミュケーションを取ることを意識している社員が多いこともボッシュならでは。改善活動を進めていく後押しになりました。

転職で叶えたかった「日本にいながらグローバルな環境で働きたい」という希望も実現しました。栃木工場は日本人社員が多いものの、ドイツ・中国・インドなど、世界各国の生産拠点との定例会議があります。英語で進行する会議のリードを任されることもあり、コミュニケーション力だけでなく、語学力も向上したと思います。
また、ボッシュは設備投資にも積極的です。ボッシュは「必要なものに投資することを惜しまない」カルチャーがあり、現場を改善する本質的な仕事に集中できます。生産技術系のエンジニアにとっても、おおいに働きがいのある職場ですね。