同業界からの転職
だからこそ分かる
ボッシュの魅力と強さの理由

VEHICLE
MOTION DIVISION

Shunsuke.S

ビークルモーション事業部
エンジニアリング部門テストマネジメントエンジニア
2021年入社

海外拠点とよりフラットな関係で、
より良いモノづくりがしたかった

大学と大学院では機械系の研究に従事し、新卒ではグローバルな仕事を希望して海外売上比率の高い日系自動車部品メーカーに入社しました。そこではステアリングコントローラーユニットの量産開発におけるシステム設計を担当し、希望していたグローバルプロジェクトにも参画。また、海外の開発・生産拠点の技術サポート担当として、フランスの開発拠点に1年間の滞在も経験しました。

前職はグローバルという点で希望が叶う環境で、日本とまったく異なる文化を持つ人々と一緒に働く楽しさや難しさも体験できました。とはいえ日系企業であり、本社はあくまで日本。海外拠点とよりフラットな関係性でモノづくりをしてみたいと考えるようになりました。約10年勤めたタイミングで、環境を変えてチャレンジしようと、外資系企業を中心に転職活動を開始。検討する中で最終的にボッシュを選んだ理由は、事業領域が広く、異なる文化背景を持つ人たちと一緒にチャレンジできる環境があること。そして選考を通して、働く人々や会社の雰囲気がもっとも魅力的な会社だと思えたことが決め手です。ほかにも、ボッシュ独自の活動としてSMART WORKを推進しており、リモートワークや有給休暇取得のしやすさなどの働く環境も魅力的でした。

6カ国にわたる関係者を巻き込み、
量産化におけるテスト全般を統括

現在は、日本の自動車メーカーのお客さまに向けたステアリング製品の量産開発プロジェクトにおいて、テストマネージャーとして評価・検証のお客さま窓口や、テスト関係全般の統括を担当しています。テストマネージャーはシステム、ソフト、メカ、ハードウェアの全体においてテストの計画が最適かどうかをモニタし、進捗状況に遅れや問題があれば積極的にフォローして問題を解決することがミッションです。

携わっているプロジェクトは日本、ドイツ、中国、アメリカ、インド、ベトナムなど、多数の拠点が関わる大規模なもの。各拠点のエンジニアとフラットにコミュニケーションを取りながら進めています。開発プロジェクトにおいてトラブルはつきものですが、いかに問題を解決し、グローバルの各拠点と連携してプロジェクトを円滑に進めていくかが、テストマネージャーとしての腕の見せどころ。テクニカルな知識だけでなく、多くの関係者を巻き込み、調整する能力も求められます。レベルの高いミッションだと感じますが、自動車業界の技術の最先端に触れながら、大きな裁量を持って主体的に行動できるのは、ボッシュならではだと感じます。

スピード感やプロセスの違いのギャップを乗り越え、プロジェクトマネージャーを目指す

私はもともとシステムプロジェクトリーダーを志望してボッシュに応募したのですが、まずは製品やボッシュでの働き方について経験を積んだ方がいいだろうと、テストマネージャーのポジションを打診してもらいました。

実際に入社してみると、開発における基礎的な知識は変わらないとはいえ、ボッシュと日系企業では考え方や仕事のプロセスに違いがあることに驚きました。特に私が苦労したのはスピード感。ボッシュでは合理性や根拠があれば、挑戦的な内容でもすぐに意思決定がなされます。前職とはかなりスピードが異なるので、慣れ親しんできた文化から抜け出すのは大変でしたね。そこで私は、上司との面談や、他事業部のマネージャーに相談できるメンター制度などを活用して、悩みをぶつけて解消しながら業務に馴染んでいきました。一方で、ドイツがヘッドクオーターとはいえ、日本拠点のプレゼンスは高く、日本のビジネスが尊重されているのは良い意味でのギャップでもありました。

今までの環境とはまるで違うボッシュでの経験は、キャリアの面でも大きな糧になると感じています。まずはテストマネージャーとしてボッシュの方法論を学び、次のステップとしては希望していたシステムプロジェクトリーダーに。ゆくゆくはプロジェクトマネージャーとして量産開発プロジェクトを成功に導いていけるようになりたいです。

1日のスケジュール schedule

9:30-10:00

業務開始&メールチェック

子どもを幼稚園のバスに送った後に勤務開始。本日のタスクを整理

10:00-12:00

進捗状況整理、資料作成

テストなどの進捗状況を確認。報告資料などの準備

12:00-13:00

ランチ

出社の場合は、同僚と一緒にレストランやフードコートなどで食事

13:00-14:30

テストエンジニアとの会議

日本、中国、ベトナム、インドなどの拠点とテストの進捗状況や課題について協議

14:30-16:00

お客さまとの会議

開発中の製品テストの進捗状況報告やフィードバックをもらう

16:00-18:00

テスト仕様やテストレポートのレビュー

テストエンジニアが作成したテスト仕様やテストの結果について確認

18:00-19:00

ディナー

家族とともに食事。時間に余裕がある時は子どもをお風呂に入れます

19:00-20:00

他拠点との打合せ

プロジェクト状況の確認・報告をするため、ドイツやアメリカなど他拠点と打ち合わせを行い、業務終了