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Cross-Domain
Computing
Solutions

クロスドメイン コンピューティング ソリューション 事業部
将来の「車両のデジタル化への貢献」が私たちの使命。

ボッシュはカーエレクトロニクスのパイオニアであるとともに、長年にわたりソフトウェア技術を提供してきました。
事業領域をまたいだソフトウェアとエレクトロニクス向けテクノロジーを通じて、
未来の車両システムの複雑さを低減・コントロールするソリューションを担います。

Our Strength

01
No 01
No 06

将来性

EVや自動運転車、パーソナルモビリティ化などの流れの中で、すべての未来のモビリティの、高度な安全性と快適性の実現をリードする事業部です。

02
No 02
No 06

自動運転

自動運転車両が安全で快適に走行するには、認識(Sense)、意思決定(Think)および実行(Act)の基本的能力を備え、さらに高度なハードウェアとソフトウェアの組み合わせを必要とします。クロスドメイン コンピューティング ソリューション事業部では、ボッシュの幅広い製品ポートフォリオと必要なテクノロジーを活用し、また日本を始めとする世界各国での自動運転実車走行を行い、より高いレベルでの安定した自動運転技術を追求しています。

03
No 03
No 06

デジタル化

車両システムにおける高度な電気・電子化やソフトウェアの重要性は、急激に増しています。その結果、自動車の開発はますます複雑さを増しています。クロスドメイン コンピューティング ソリューション事業部では、事業領域をまたいだソフトウェアとエレクトロニクス向けソリューションを通じて、この複雑さを低減することを目指しています。

04
No 04
No 06

クロスドメイン

ボッシュは事業領域をまたいだソフトウェア開発に加えて、将来においても有効な車両の E / E(電気/電子)アーキテクチャの開発に注力しています。クロスドメイン コンピューティング ソリューション事業部で開発を担う車両コンピューター、あらゆるコントロールユニット、センサーなどといった技術の円滑な相互作用が、将来的に重要な役割を担います。

05
No 05
No 06

若手から活躍できる環境

若い年齢層が高いモチベーションで働いており、イニシアチブをとって仕事を進められる人が多いです。30代前半で管理職を担っている人もいます。

06
No 06
No 06

先進性の高い技術分野

複雑な電子システムを包括的にコントロール、さらには可能な限り信頼性の高いものにしならなければならない、という大きな課題に立ち向かうため、先進分野における高い技術力が求められています。私たちは、運転支援、自動運転、カーマルチメディア、ボディエレクトロニクスの各分野のソフトウェアエンジニア、電 気・電子系エンジニアを集約し、シナジーを生み出し、未来のモビリティのコアとなる技術を実現します。

Our Products & Solutions

01

Driver assistance

ドライバーの負担を軽減、安全で快適な運転を
実現する技術を開発。

3 brake
自動緊急(衝突被害軽減)ブレーキシステム

衝突事故の危険性をシステムがドライバーに警告。ドライバーが反応しなかった場合にはシステムが車両を減速させ、さらに衝突回避が不可能と判断した場合には、自動的にフルブレーキをかけます。歩行者や自転車走行者への事故防止に貢献する運転支援システムのひとつです。

3 lane
車線変更支援システム

車両の横、斜め後のレーダーが死角、または後方から急接近する車両を検知。サイドミラー周辺に表示灯などを点灯させてドライバーに警告し、車線変更時の事故のリスクを軽減します。

3 traffic jam
渋滞走行支援システム

前走車の速度を分析して自車を自動追従させるシステム。同じ走行レーン内での加速、減速、ステアリングなども前走車に合わせて自動で操作し、混雑する道路や渋滞時の快適な運転を支援します。

3 acc
アダプティブ クルーズ コントロール(ACC)

ドライバーがあらかじめ設定した速度で走行。レーダーセンサーが前走車に接近していることを検知すると自動的に減速、設定した車間距離を保てる場合は加速し、安定した速度での走行を支援します。

1 rader
ミリ波レーダー

搭載したレーダーで車の周囲の物体を検知。車両の動きに対する物体の相対速度と位置を割り出します。衝突の危険性がある障害物を迅速にドライバーやシステムに伝える、自動運転に欠かせない技術です。

1 stereo
多目的カメラ

車線維持支援や衝突被害軽減ブレーキなど運転支援機能を可能にする、周囲の歩行者や車両を検知する車載ビデオカメラです。AIを含む6つの画像処理経路により、複雑な場面でも物体認識が可能です。

02

Automated parking

ストレスフリーな駐車のための技術を開発。

2 remote
リモート駐車支援システム

ドアがやっと開くような非常に狭い駐車スペースへの駐車も安心のシステムです。ドライバーは降車して、スマートフォンなどの操作ボタンを押すだけで、車両が自動で駐車します。

2 3d
3Dサラウンドビュー

4つの近距離カメラ画像を統合して車両の全周囲状況を表示。ドライバーはあらゆる視点から車両の周辺状況をリアルタイムで確認でき、死角にある障害物を避けて安全に駐車できます。

2 sensor
超音波センサー

超音波センサーは自動運転中の中でも特に、駐車時の操作など低速走行時の近距離(9m以内)の周囲環境を把握する場合に必要とされます。このセンサーは、たとえばコウモリが飛行ルートを先読みするために使用するソナー技術を使っています。短い超音波信号を発して、障害物からの反射を確認します。その反響はセンサーによって記録され、セントラル コントロール ユニットで分析されます。

2 camera
近距離カメラ

ボッシュの近距離カメラは、駐車時の操作を簡単なものにします。単体でリアビューカメラとして使用できる他、複数組み合わせて駐車時や低速走行時に車周辺の死角を映し出す360度のマルチ カメラ システムを実現します。高ダイナミックレンジを含む非常に優れた画像品質、また全体にわたるクリアな視野により、狭い駐車スペースでもストレスのない駐車と車両操作が可能になります。

03

Automated driving

段階的に、安全で快適な自動運転を実現する技術を開発。

1 map
高精度マップ

ボッシュはローカライゼーションと呼ばれる自車位置推定技術の開発に取り組み、世界で初めてレーダーやクラウドなどを連携した高精度マップの開発に成功。現在のナビゲーションシステム用のマップと異なり、複数のレイヤーで構成される自動運転には不可欠の技術です。

1 system
システム開発

自動運転車はセンサーやマップから得た情報を使い、車両を制御します。センサーだけでなく、加速・減速・操舵などの制御に必要なアクチュエーションの技術を持っているボッシュは、システムとして車両を制御するノウハウを活かし、開発を行っています。

1 public road
公道走行試験

ドイツ、米国とともに、日本でも自動運転車の公道走行試験を実施しています。日本は左側通行で、複雑な交通状況でもあることから、日本での走行試験は開発に貴重な洞察をもたらします。さまざまな場所・シーンで公道走行データを取得・解析し、その結果を開発に反映することで、より汎用性の高いシステムの構築を目指します。

04

Advanced network solutions

ボディエレクトロニクス製品のマーケットリーダー、かつ車両統合制御コンピューターやスマートフォンを使ったデジタルキーなど次世代の自動車に重要なテクノロジーを開発。

4 gateway
セントラルゲートウェイ

セントラルゲートウェイは車載通信ネットワークの中央ルーターとして機能します。Ethernet、CAN、LINといったバスシステムをサポートし、車外から送信されたデータのゲートとしての役割も果たします。

4 perfect
パーフェクトリーキーレス

パーフェクトリーキーレスは車両の施解錠及び始動をスマートフォンに保存されたデジタルキーで行うことが出来る車両アクセスシステムです。さらにアプリを使って車両アクセス権を他者に与えることも出来ます。

4 sensor
エレクトロニックバッテリセンサ

エレクトロニックバッテリセンサは12V鉛バッテリの状態を測定し車両システムへ送信します。この情報により車両のパワーマネジメントシステムが、アイドリングストップなどの技術を使って燃費・CO2排出量改善することをサポートします。

05

Connected information solutions

インフォテインメント、音声コマンドなど様々な機能を制御する将来のコックピットから、乗員検知による安全性向上まで幅広いソリューションを提供。

5 ivi
インフォテインメントシステム(IVI)

カーナビゲーションだけでなく、最新のつながるサービスを提供するなど、様々な機能をドライバーや乗員に提供します。この分野において、ボッシュは長い経験を持っています。

5 driver
ドライバーモニタリングシステム

居眠り、わき見、注意散漫、など、車室内のドライバーの状態を見守ることは、今後ますます重要になります。ボッシュのドライバーモニタリングシステムは、ドライバーの状況を的確に検知し、必要に応じてドライバーへの警告などを行います。安全性の向上に貢献するだけでなく、快適性の向上という観点からも、重要な役割を担うシステムです。

5 driver
統合コックピット

コックピット内の複数のデバイスやオペレーディングシステムを制御するコンピューターの統合化はトレンドの一つです。インフォテインメント機能やメータークラスタなどを統合的・集中的に管理することにより、コンテンツの協調制御なども実現され、新たな表現の可能性も広がります。
ボッシュの持つ製品群や技術は、これらを十分にカバーします。

Extra Style
~ Q & A ~

1

求める人材像について教えてください。

・ 自動車の未来を自らの技術で切り開きたい人

・ 車載ソフトウエアを開発したい人

・ 自分のつくったソフトウエアでドライビングエクスペリエンスを向上させたい人

・ グローバルなコラボレーション(世界と連携して働くこと)を楽しめる人

2

事業部ならではの特徴を教えてください。

今日の自動車は、ソフトウェアとエレクトロニクスによって変化を遂げています。ボッシュはカーエレクトロニクスのパイオニアであるとともに、長年にわたりソフトウェア技術を提供してきました。豊富な経験とノウハウを持つエキスパートの集合体でありながらも、新設された事業部ならではのチャレンジ精神を兼ね備えています。技術に関する知識、市場トレンドを学びながら、事業部の将来を形成する新しい試みに積極的に挑戦できる環境です。

3

事業部ならではの仕事のおもしろさ教えてください。

当事業部では多岐にわたる技術領域をまたいだソフトウェア、車両のE/E(電気/電子)アーキテクチャー、それに関連する車両コンピューター・コントロールユニット・センサーの開発を通じて、自動車のデジタル化の技術に貢献します。ソフトウェアに関しては、車両コンピューターの基盤となる部分だけではなく、駐車支援や車線維持支援システムから音楽ストリーミングに至るまでの幅広い車両機能を担うソフトウェアの開発にも携わることができます。
これらの技術を通して、自動車のデジタル化に対する包括的なソリューション、また関連する各分野の高いノウハウを構築することが可能です。最先端分野を扱う事業部で、未来のモビリティの可能性を自在に広げていきましょう!