チームインタビュー
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田中 理沙
大学 機械工学科3年
インターン先:
パワーソリューション事業部
開発 -
阿波根 稔季
大学院 理工学研究科修士1年
インターン先:
パワーソリューション事業部
開発 -
ネビバンガ エビマ
大学院 情報理工学研究 知能機械情報学専攻修士1年
インターン先:クロスドメイン コンピューティング ソリューション事業部
開発
グローバルインターンシップに
挑戦した理由
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田中
私は機械工学を専攻しており、機械力学や材料力学、コンピューターの計算機工学や、機械設計などの勉強をしています。また、ロボットサークルに所属するほど、ずっと機械が好きで、ボッシュに興味を持ちました。グローバルインターンシップは大学の掲示板で知りました。最初は「海外でインターンシップをやってみたい」という、軽い気持ちでしたが、説明会に行ってみると、社員の方がとても楽しそうで「こういう会社で働いたら楽しそう」と感じ、絶対にこのインターンシップに参加したいと気持ちが変わりました。
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阿波根
私は大学院で電気・電子を専攻しています。研究室では、主に物体の表面にレーザーを当てて、そこから表面の情報を読み取るシステムの開発などに取り組んでいます。研究室のOGがボッシュに入社しており、その方から研究室宛にメールが来たことがきっかけでグローバルインターンシップを知りました。実際に説明会に行ってみて、面白そうなプログラムだなと思いました。参加を決めたのは、日本と海外ではものづくりの仕方や働き方にどのような違いがあるのか、経験を通じて感じたかったからです。
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ネビ
私は今、大学院でマイクロロボットやナノロボットを音波で動かす研究などに取り組んでいます。私はカメルーン人なのですが、兄弟がドイツに住んでおり、ボッシュのことはもともと知っていました。グローバルインターンシップは、2年前に参加した友人がおり、インターンシップの内容が面白そうだったこと、日本に住んで6年になり、日本でのインターンシップでは得られない刺激を得たかったことから応募を決めました。
実務レベルのミッションに取り組む
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阿波根
私はベトナムでのインターンシップに参加しました。3人1組でチームを組んで、ミッションに取り組みました。田中さんとは同じチームで、ディスカッションを重ねたり、メンターに相談しながら、毎日9時から18時まで一緒に作業しました。
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田中
具体的には、車が坂道発進する際、ブレーキを離してアクセルを踏み込む瞬間に、車が後ろに進まないようにする技術である「ヒルホールドコントロール」というアプリケーションの改善に取り組みました。このアプリケーションの中で、実際にボッシュがクライアントから「ドライバーが車の中にいるかどうかを判定する、ドライバープレゼンス機能を外してほしい」という依頼を受けたことがあり、私たちならその依頼にどう応えるかを考えるのがミッションでした。
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ネビ
私はインドでのインターンシップに参加しました。車のタイヤの取り付けが緩むと、摩擦・摩耗が発生してガソリンの消費が増える、この問題を防ぐためにタイヤの取り付けに緩みがないかチェックし、リアルタイムでドライバーに伝えるシステムのアルゴリズム開発に取り組みました。
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田中
インターンシップ最終日には、ベトナム法人の社長や部門のトップ、メンターのみなさんの前で、インターシップの成果を英語でプレゼンしました。メンターのキャサリンさんを前に、サポートいただきながら取り組んだことを発表するのはとても緊張しました。無事に終えたときに、彼女がにこにこ喜んでくれたのが、本当に嬉しかったです。
チームワークや コミュニケーションの
難しさを実感
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阿波根
インターンシップを通じて一番良かったのは、「チームで働く」を経験できたことです。普段、研究室で作業していて、チーム一丸となって同じことに取り組む機会はあまりなく、人生で初めての体験でした。お互い英語でコミュニケーションをとるなかで、意見が衝突し1時間議論し、なんとか結論を出す、ということもありました。でも、仕事を離れたらみんなでご飯に行きチームワークを深めたり、自分としてはチームで働くという面で成長できたと感じています。
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ネビ
私もチームワークの難しさを感じました。私たちが普段チームと言っているのは、自分たちで選んで作ったチームであることが多いです。しかし、今回は初めて会う人たちとチームを組んだので、スムーズにミッションに取り組めるようになるまで最初は苦労しました。
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田中
私にとっては、英語で相手とコミュニケーションをとることが大きなチャレンジでした。これまでは、相手の方は英語が上手で、私の英語が完璧でなくても、私の英語も直してくれるという状況が多かったのです。なので、お互いに英語が得意じゃない状況でどれだけ通じ合えるかは不安でした。ベトナムに行った当初は、2回3回とお互いに言ったり聞いたりを繰り返すのが大変でした。しかし、相手もとても熱心に聞いてくれて、苦労しながらも楽しめました。こういう状況だからこそ、コミュニケーションスキルも鍛えられたのだと思います。
グローバルインターンシップで
得られたもの
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阿波根
新しい環境でこれまでにない刺激を得たいと思って、今回のインターンシップに参加したのですが、やはりベトナムに行ってみると、日本と雰囲気や働き方が違うことが多く、そういう違いを学べたのは非常に良かったです。将来日本で働くとしても、学生のうちに海外で働く機会を得られたのはとても貴重ですし、就活などでもプラスだと考えます。
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田中
私は常に新しいことに挑戦したいタイプなので、海外で働くことに憧れを持っていました。今回ベトナムでのインターンシップに参加して、自分と同じような価値観を持つ人たちと出会えたことはすごく嬉しかったですね。メンターのキャサリンさんに、たくさん相談にのっていただいたことも印象深いです。仕事の話だけではなく、大学や就職の話など、私が個人的に悩んでいたことを真剣に聞いてアドバイスいただいたのは、本当にありがたかったです。
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ネビ
私もメンターの方が親切に接してくれて、なんでも相談できる関係性を作ってくれたのは嬉しかったです。ミッションがうまく進まず少し落ち込んでいたときも、夜に一緒に食事をしたり、お酒を飲みながら、いろんな話をしてくれたことが支えになりました。また、別のインド人のメンターの方には、エンジニアとして働くことの面白さを教えてもらいました。私の周りでは、就職先としてコンサルや金融系を選ぶ学生が多く、私もそちらの方向を考えていたのですが、彼の話を聞いていると長年エンジニアとして活躍してきたのに、「こんなことがやりたい」というパッションに溢れていて、私もエンジニアとして働きたくなりました。また、業務面では、私がこれまで全く使ったことがないPythonを使って業務ができ、エンジニアとしてのスキルが一つ増えたことも自信になりました。
ダイバーシティーや女性の
働きやすさを体感
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ネビ
ボッシュは自動車メーカーではなく、日本や世界の自動車メーカー向けに部品やシステムなどを製造する会社です。なので、他社のために全力で取り組むというのが特徴だと感じました。また、とてもダイバーシティのある会社だと思いました。扱っている製品も幅広く、働いている人も多様です。ボッシュの説明会や見学に行くだけでも、ボッシュが本当のグローバルカンパニーだと感じられるはずです。
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阿波根
私もネビさんと同じで、ボッシュはとても多様性がある会社だと思います。日本で会社をイメージすると、皆さん似たような服装や髪型をしているのが思い浮かぶのですが、ベトナムのボッシュではポロシャツを着ている人も多く、服装が自由で、自分らしさを表現できる会社だと感じました。それから、女性にとって非常に働きやすい職場なのも魅力的でした。メンターのキャサリンさんは、「女性だからこういう仕事はできない」ということは感じさせず、エンジニアとして本当に生き生きと働いていました。彼女の話を聞いていると、とにかく楽しく働いているのが伝わってきて、私も嬉しくなりました。
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田中
私は、ボッシュは個人の自由が認められている会社だと感じました。日本もベトナムの社員の方々も、自分のやりたい仕事があれば、手をあげたら挑戦させてくれると話していましたし、一般的に大企業だと自分が担当できる範囲が狭く、必ずしもやりたい仕事がやれるとは限らないと思うので、素晴らしいと思いました。それから、会社としてのサポートの手厚さも感じました。外資系と聞くと実力主義といった冷たい印象がありましたが、周りからサポートがあったり、温かい目で見守ってくれる印象を持ちました。
※掲載社員の仕事内容・部署は
取材当時のものです