入社1年目のWork #LikeABosch座談会
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Kota S.
パワーソリューション事業部
開発 -
Merino K.
クロスドメインコンピューティングソリューション事業部
ドライバーエクスペリエンス部門
開発 -
Ayaka H.
クロスドメインコンピューティングソリューション事業部
カスタマーアカウント
今の仕事と、ボッシュに入社を決めた理由
--現在、従事している仕事を教えてください。
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Kota S.
私が所属している事業部では、自動車のエンジン部品やエンジンを制御するソフトウェアの開発を行い、私自身はお客様からの要求(仕様)を満たすためのシステム開発を行っています。エンジン関係のシステムエンジニアというと、分かりやすいかもしれません。
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Merino K.
私の事業部は、ドライバーの安全や快適性を実現するための先進運転支援システムを開発しています。お客様の要求を満たすことができるかどうかを日本とドイツで一緒に検討し、受注できるかどうかを決めています。Sさんの仕事と共通するところも多いですね。私はメンターについて、システム設計を行っている状況です。
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Kota S.
私もメンターや他の同僚にいろいろ質問をして、全体像を理解しながら仕事をしています。
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Ayaka H.
私の職種はカスタマーアカウントで営業のことですが、主に社内プロセスに関する仕事をしています。仕事を受注する際に、ボッシュ・グローバルで定められた社内プロセス(アクイジションプロセス/アクイジションとは受注活動の意味)を経るのですが、そのエキスパートになることを目標に今はさまざまな視点でアクイジションに関しての知識を増やしています。社内でも前例のないポジションなので、多くの方に協力を頂きながら試行錯誤して仕事を進めています。
--就職先にボッシュを選んだ理由はなんですか?
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Kota S.
大学院では情報工学を専攻していました。学生時代は留学生が暮らす寮でチューターを務め、また自分も留学したこともあり、海外とつながりのあるメーカーで働きたいと漠然と考えていました。インターンシップ先を探していた時に、ボッシュには海外で実施するグローバル・インターンシップがあることが分かり、それに惹かれてまずそちらに応募しました。残念ながらコロナ禍でベトナムには行けなかったのですが、日本で行われたインターンシップでボッシュの仕事の内容を知り、魅力を感じました。将来的には海外勤務もできるのではないかと思い、エントリーしました。
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Merino K.
私は学部卒で、経営学やデータ分析などを学ぶ経営工学が専攻でした。幼い頃から英語を学んでいて、留学の経験もあるので海外で働くことができる会社を希望していました。私もSさんと同じインターンシップを経験しています。他社のインターンシップは数日でしたが、ボッシュのグローバル・インターンシップの実施は10日間、その2か月後にはフォローアップの機会もあり、そこで知り合った社員の方々は年齢や肩書といった壁がなく、一対一で向き合ってくれました。そんな社風に惹かれたことが大きかったです。
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Ayaka H.
大学院では機械工学を専攻し、先進運転支援システムに関して研究していました。ボッシュへの入社を志望するきっかけになったのはドイツのドレスデンで開かれた学会への参加です。ボッシュの技術者の方が多く参加されていて、大学院生だった私の発表を何十年と開発に携わってきた方々が熱心に聞いて下さり、評価や感想を直接伝えてくれました。
また学生時代にアメリカ留学をして、いろいろな国の人がいる多様性のある社会の経験からも、海外とのつながりがある会社で働きたいと思っていました。 -
Kota S.
私も高専3年で留学したニュージーランドで、多様性の面白さを感じました。そこで出会ったいろいろな国の人たちと話したい!という気持ちが湧き上がって、初めて英語を勉強しようと思いました(笑)。英語を使えば母国語はそれぞれでも、世界中の人と話すことができますから。
配属直後から、仕事は自分で考えて進める
--職場にはすぐ慣れましたか?
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Kota S.
まず3週間くらいの新人研修でビジネスマナーなどを学び、その後、工場での製造実習に参加する人たちもいました。私はゴールデンウィーク明けくらいから配属先に出勤しましたが、在宅勤務の方が多くてちょっとびっくりしました。仕事も「これをやりなさい」と上から指示がくるのではなく、もっと大きな目標を示された上でどうやっていくかを任される、という感じです。でもほったらかしということではなく、社内のコミュニケーションツールを使い、同じ部署の人などに聞きながら、自分がやるべきことを少しずつ明確にしていくことができました。
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Merino K.
配属直後で印象に残っているのは、同じ部署の同期4人で自動車内の通信環境について調べて発表したことです。自動車のシステムや機械の基本的なところを知ることができましたし、自動車を動かすための基板を実際に見たり、触れたりできた貴重な経験でした。
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Ayaka H.
私が最初に取り組んだのは「同じ事業部の営業にいるみなさんに自己紹介をしにいく」という仕事でした。業務で忙しい中、時間をとっていただけるようにアポイントメントメールを送り、話し方や内容、質問を考えるなど、とても勉強になりました。上司から「自己紹介を10分で切り上げること。その上で、『10分では足りない。また今度続きを話そう』と思わせる内容にしなさい」と言われたことが印象に残っています。それは1度きりではなく、自分のこれからの業務でも協力をもらえる関係構築のためだったのだと思います。この自己紹介を通して40人ほどの方とお話をし通してコネクションができ、周りに聞ける環境を構築し始めるきっかけになりました。
--平均的な1日の仕事の流れを教えてください。
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Kota S.
9時くらいに出社し、午前中はメールや今日やることのチェック。午後は開発したシステムのテストや、海外(ベトナム、インド、ドイツなど)とのミーティングなど。退社は18時から20時くらいが平均的な1日の流れです。出社するか、在宅で仕事をするかは各自に任されています。私は、仕事に必要な機器が会社にあり、その管理も覚えたいので、基本的には出社しています。
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Merino K.
出社している時の流れはほぼSさんと同じです。私は週2〜3日出社しています。土・日は完全にお休みで、残業も基本ありません。もし仕事が立て込んで残業した場合は、その分他の日の労働時間を減らして、調整します。コアタイムのないフレックス制なので、何時までに必ず出社しなければならない、ということがないのは、気持ち的にとても楽です。
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Ayaka H.
私も出社は週に2〜3日。今働いている事務所の近くにショッピングモールがあるので、同じチームの人と外でランチをする機会が多いです。また月に1回ランチルーレットがあり、これが気に入っています。
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Kota S.
それは何ですか?
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Ayaka H.
部署を超えて、ランダムにメールが来た人同士でランチに行くんです。新人なので、いろいろな人と知り合う良いきっかけになっています。
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Kota S.
私も同期や先輩とご飯に行ったり、休日にゲームをしたり。それが楽しいんですよ。ゲームをしながら、リフレッシュしています。
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Merino K.
フリーデスク制なので、いつも仕事をしているメンバー以外とも交流しやすいですね。社内には国籍が違ったり、自分とは違うバックグラウンドを持っている人がいますし、それぞれに得意分野があるので、仕事の上でも「これはあの人に聞けばいい」とだんだんと分かってきました。また、同じフロアに同期がいるので、ちょっとしたことでも聞いたり、相談できるのは心強いですし、安心感があります。
社内のさまざまな人と共に仕事をし、成長への一歩を踏み出す
--これまで仕事をしてきて、ご自身の成長を感じたことがあったら教えてください。
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Kota S.
まだ入社して半年を過ぎたくらいで、サポート的な仕事なので成長を感じるまではいっていません。ただ、先日初めて作成したシステムを納品して、その時に「ああ、会社に貢献できた」という気持ちが湧いてきて、達成感がありました。これからは、サポートではなく自分がメインとなってプロジェクトを持ってやり遂げられるようになりたいです。
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Merino K.
普段は同じチーム内の人と話すことが多いのですが、テストで不具合が出ると他の部署の人に確認したり、聞いたりしなければなりません。最初は、他のチームに聞きにいくことにためらいがあったり、ちょっと怖いな、なんて思っていたのですが、仕事を続けるうちにみなさん、しっかりとこちらの話を受け止めて応えてくれることが分かってきました。今では、チャットなどを利用しながら、活発に議論できるようになりました。
また、インターンシップでベトナムに行けなかった後悔がまだ心の中にあって(笑)、今年同じ部署の先輩がメンターとしてベトナムに渡航しているのを見て、いつか自分もインターンシップのメンターとしてベトナムに行ってみたいです。 -
Ayaka H.
営業部内にDXを取り入れようというプロジェクトにチームリードとして参加しています。これまで手作業で行っていたルーティンワークを自動化するもので、すでに3つのプログラムを作成して、導入し始めています。このプロジェクトではチームメンバーそれぞれのスキルや興味、個性を知って、それをチームとして最大限活かすにはどうすればいいのかを考え、学んでいます。チームとして働く経験は、きっとこれから役に立つと思っていますし、ベトナムにいるセールスサポートチームのみなさんとの活動なので国を超えて繋がり、共に働ける喜びを日々感じています。
※掲載社員の仕事内容・部署は
取材当時のものです