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シーズナルインターンシップ Seasonal Internship

シーズナルインターシップのテーマは「本格」。
必要なのは、業界や仕事への興味とダイバーシティを楽しむ心。

単なる職場体験ではなく、実際の業務をメンターとともに経験する、本格的なインターンシップ。
メンターとのコミュニケーションを通じて、気になる職種の本当の魅力や仕事の楽しさに気づき、
さらにはまだ知らない自分自身の可能性が見えてきます。

シーズナルインターンシップの特長

期間 最大10週間
主な体験

実務経験を通じての発見

職種別での応募のインターンシップ。自身が興味のある職種の仕事を経験するなかで、必要なスキルやキャリアへの考え方など、新たな発見があります。

グローバルな職場環境を経験

国籍やジェンダー、年齢など、さまざまな人がいるダイバーシティな職場環境で働く経験が積めます。

ボッシュへの理解

ボッシュが手がける仕事や、ボッシュの企業文化などを実際に会社の一員として働いて感じることができます。

インタビュー

4週間のミッションは、
「工場で稼働するシステム」の開発

メンターや先輩社員たちのあたたかいサポートがあったから、本格的な業務に、安心してチャレンジできました。

川添 颯一郎
大学院 工学研究科 機械工学専攻
インターン先:パワートレイン ソリューション事業部 生産技術

記事のみどころ

①期間中に開発したシステムが実装されるケースも
②自由に考え、行き詰まったら相談するスタイル
③自分の勤めている会社を素直に褒めることができる
④家族や人間関係を大切にできる人生

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大学院で学んだ専門性を活かし、
「不良品を検出して取り除くシステム」を開発

私は大学院で、ジェットエンジンの部品である「ブレード」と呼ばれる羽根に、どれくらいの空気圧がかかっているかを可視化するセンサーの開発に取り組んでいます。このセンサーを用いた実験では、撮影した画像を処理する工程があるのですが、その画像処理のスキルが活かせると募集要項を見て知り、ボッシュのインターンシップに応募しました。
インターンシップの4週間では、画像処理の技術を活用して、工場で生産される部品の中から不良品を検出し、自動で取り除くシステムの開発を行いました。このシステムは以前工場に配備されたことがあったそうなのですが、検出精度のさらなる向上が求められていました。ボッシュのインターンシップでいいなと感じたところは、「現場で行われている実務を経験できること」です。今回私が開発したシステムも、きちんと稼働させることができれば工場に実装されると伺い、身が引き締まりました。

私の成長をいつも見守ってくれる
メンターの指導に感謝

メンターの齊藤さんは、指示をくれるというより、まずは自由に私に考えさせて行き詰まったときに相談にのってくれる、というスタンスで指導してくれました。特にシステムの開発に必要なプログラミングの作業では、自分で考えないと成長できないと私自身も常々思っていたので、このような指導はありがたかったです。私が質問や相談を持ちかけると、齊藤さんは「過去のこういう事例を参考にしたら?」、「こういうことも考えられるんじゃないかなと思うのだけど、どう?」などさまざまなアドバイスをしてくれました。通常業務があるなかで、学生の私への対応に時間をとるのは、きっと負担もあったと思うのですが、それを感じさせないくらい、いつもしっかり面倒を見ていただいて、斉藤さんには感謝でいっぱいです。

研究室では身につかないスキルを習得し、
仕事への理解が深まった

インターンシップを通じて特に成長できたと感じるのは、プログラミング技術や画像処理技術です。大学院の研究室では使ったことのないプログラミング言語の機能をいろいろと試すことができ、これまで以上に複雑な画像処理の手法とノウハウを学ぶことができました。また、インターンシップに来る前は、「生産技術職」がどんな仕事をするところなのかよくわかりませんでしたが、「生産効率の高い工場を開発する」ことがミッションだということが見えてきました。「工場」と聞くとアナログなイメージもありますが、ボッシュの工場はすごくデジタル化されていて、それを推進しているのがここの部署だったんです。それに気づくことができ、「生産技術職」への興味も働くなかでどんどん増しました。

社員が堂々と「いい会社」だと言う
そんな会社、なかなかない

インターンシップで特に印象深かったのは、隣の席の社員さんとの会話です。その方は、ドイツに3年赴任した後に、結婚して子供が生まれて、育休を1年以上とっていました。それでもしっかり昇進されているし、今も定時で帰って育児をしているそう。その方が「ボッシュはいい会社だ」とおっしゃっていて、自分の勤めている会社を素直に褒めることができるなんて、そんな会社はなかなかないと思いました。私も仕事だけではなく、家族や人間関係を大切にできる人生への憧れが大きくなりました。それ以外に、インターンシップで思い出に残っている1つが、お昼の時間。ボッシュの社食はおいしくて安くてボリュームもあるので、毎日お昼の時間が楽しみでした。部署の皆さんには、近くの定食屋さんに連れていってもらったり、仕事の時間でも気軽に話しかけてもらったりして、とても楽しく働けました。

※掲載社員の仕事内容・部署は
取材当時のものです

知らないことだらけ。
憧れの自動車業界へ飛び込んだ4週間

大好きな自動車に関わる仕事とグローバルな雰囲気を思う存分、体験できました。

犬飼 茉莉亜
大学院 工学研究科 生命・応用化学専攻
インターン先:シャシーシステム コントロール事業部 アクティブセーフティ部門 生産技術開発

記事のみどころ

①事故を未然に防ぐ技術の開発現場を見てみたい
②知識が増えていくごとに仕事が楽しくなってきた
③グローバル企業だけれど、気さくで賑やかな技術者
④国際的で多様性のある職場は予想以上に楽しい

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ボッシュに応募したのは、
「好きなこと」にチャレンジしたかったから

私は中学・高校時代に水泳をやっていて、その頃に出会った「サメ肌を模倣して作られた高速水着」がきっかけで、今専攻している生体模倣工学に興味をもちました。大学院では、生物の表面の構造を分析して、どのくらい液体に濡れやすいかや、流体抵抗の定量化などを研究しています。そんな私が、分野の違うボッシュに興味をもったのは、子供の頃に乗っていたディーゼルエンジンの自動車が大好きで、将来は自動車の製造に関連する仕事をしたいと考えたからです。ボッシュは私の自動車好きのきっかけとなったディーゼル技術を扱っている会社であること、製造工程の実務に携われるインターンシップであることが非常に魅力的でした。そのなかで、シャシーシステム コントロール事業部を希望したのは「事故を未然に防ぐ技術」を開発しているため。この技術がどのような考え方やアプローチから生まれるのか、自分の目で見てみたいと思いました。

経験したことのない業務。
自分の知識が増えていく

インターンシップの4週間で経験したのは、電動アシスト自転車のABSを構成するポンプハウジングの部品が製造過程で傷つくのをカメラで撮影して検出すること、またその工程をマニュアル化するという業務。具体的には、部品とカメラの位置関係や、角度、光の強さなどを調節して、工場の誰が作業しても簡単かつ正確に傷を検出できる撮影方法を考案しました。まったく経験したことのない業務でしたが、迷ったときは社員の方々にアドバイスをもらいながら、マニュアルを完成させることができました。初めは何もわからない状態でしたが、自分の興味のあることやボッシュの製品に対する考えを学び、知識が増えていくごとに、仕事が楽しくなってきました。

社員の方とのコミュニケーションを
通じて、
職場が楽しく

インターンシップに来る前は、「ボッシュはグローバルな大企業だし、そこで働く技術職の方々に、私がついていけるのだろうか」と、不安もありました。しかしメンターの渡辺さんは、私にも理解できるように丁寧に説明してくれ、質問しやすい環境をつくり、サポートをしてくれました。また、渡辺さんは同期の方々と仲がよく、同期の方でランチを食べているところにも私を呼んでくれて、おかげで自分の部署以外の社員の方ともいろいろお話することができました。部署の皆さんも気さくで賑やかな方が多く、休憩時間になると笑顔で話しかけてくれて、楽しい職場だなと感じました。

大学院では感じられない国際性が
大きな刺激に

ボッシュは国際色が豊かで、いろいろな国の社員の方がいました。日本人が海外で働く場合は、その国の言語を話して仕事をすることが多いと思います。しかし、栃木工場でお会いした外国籍の方は、皆さん英語で仕事されています。日本であるにもかかわらず、英語が話せれば仕事ができる環境なのだととても驚きました。また、海外から来ているインターン生とも仲よくなり、一緒にランチを食べたり、休日は遠出したりと交流を楽しみました。そのときに、私の英語でのコミュニケーションは、聞いて理解できても、自分が話そうとするとなかなか難しく、発言が少なくなってしまい、それが今後の私の課題だと思いました。その発見と同時に、国際的で多様性のある職場は予想以上に楽しく、「自分の就職先を日本の会社だけに限る必要はない、グローバルな会社も選択肢に入れたい」と考えが変わりました。

※掲載社員の仕事内容・部署は
取材当時のものです

“仕事が好き”
そう思える仕事やメンターとの出会い

自身の裁量で、責任をもってやり遂げる。
そんな経験ができるのが魅力です。

高木 美沙
大学院 工学研究科 融合理工学専攻
インターン先:オートモーティブ エレクトロニクス事業部 開発

記事のみどころ

①短期間インターンシップが多いなかボッシュは長期間
②外資系企業の成果主義でシビアというイメージを払拭
③仕事だけでなくプライベートも大事にしている
④プロジェクト運営に対する管理能力が身についた

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インターンが成長するために、惜しみなく
機会を与えてくれる会社だと思った

私は、大学院で核融合について研究しています。発電方法には火力や水力や原子力などがありますが、原子力発電に代わるクリーンエネルギーとなる新たな方法が核融合です。理系の研究室なので、学会発表など、忙しい時期は毎日のように研究室にいます。ボッシュを知ったきっかけは、グローバルインターンシップ。海外で2週間インターンができることを知り、学生に対して惜しみなく成長の機会を与えてくれる会社だなと、とてもよい印象をもちました。残念ながら、グローバルインターンシップはスケジュールが合わなかったのですが、シーズナルインターンシップであれば、夏休みを利用してインターンシップに参加できると思い、応募しました。短期間のインターンシップが多いなかでボッシュは長期間なので、社員の方々の人柄や会社の雰囲気など、深いところまで知ることができるのでは、と期待して参加しました。

コンセプトを決めて、
絵コンテをもとに撮影する
初めての挑戦

インターンシップをはじめる際、2つの仕事を提案いただきました。私が選んだのは事業部のプロモーションビデオを作るという仕事。オートモーティブ エレクトロニクス事業部では電子部品を扱っており、その業務をPRするために、映像のコンセプトを自分で考えて絵コンテを描き、人を集め、撮影しました。この経験は想像以上に面白かったです。撮影をするなかで、多くの社員の方々と接し、どのような業務を担当されているのか、どのように働いているのか、そしてなによりボッシュがどんな会社なのかをより知ることができました。動画のコンセプトは、ボッシュの魅力であると感じた「ダイバーシティ」で、ラストシーンでは国籍も性別もさまざまな社員の方々の彩り豊かな場面が撮れたなと印象に残っています。

主体性の尊重、インターナショナルな職場、
それがボッシュの印象

シーズナルインターンシップは長期間なので、社内の本当の雰囲気を知ることができます。ボッシュで働きはじめる前は、外資系企業は成果主義でシビアというイメージでしたが、実際の社内はあたたかい雰囲気で、イメージが変わりました。インターンの私にも仕事を任せていただき、自分の考えを提案することもできました。メンターの社員の方は、いいアイデアがあがるとすぐに上長に提案されていました。そのスピード感が心地よく、仕事が好きになりました。また、社内では予想以上に英語が飛び交っています。たとえば、日本人同士で話しているなかに英語話者が加われば、すぐに英語に切り替わります。働き方は合理的で、子供のお迎えのために早めに退社する方がいたり、インターンもある程度融通のきく時間で働くことができます。社員の方ひとりひとりが仕事だけでなく、プライベートも大事にしているのを間近で感じました。

マネジメント職を目指して、
管理能力を身につけたい

ボッシュではフレックスタイム制が導入されていて、それぞれが自分のペースで働いています。プロモーション動画ではたくさんの人を巻き込むので、皆さんの予定を確認し、いつまでに何をやるか計画を立てて進捗を把握する必要がありました。その経験を通して、プロジェクト運営に対する管理能力が少し身につきました。私には「人の役に立ちたい」という思いがあるため、今回インターンシップで得たスキルや大学院で学んだ知識、手法を使って、就職後は会社や業界に貢献したいです。さらに、将来はマネジャーになりたいので、キャリアのなかでマネジメントスキルを得られる仕事ができたらいいなと思います。

※掲載社員の仕事内容・部署は
取材当時のものです