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これまでの開発経験を活かして、

新しい製品を世界に届けたい。

YU IWASE
シャシーシステムコントロール事業部
2007年入社
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決め手は、業界屈指の技術力

大学時代は理工学部に在籍しており、情報通信・ネットワーク関連の研究を修士まで続けていました。将来的に自分の専攻を活かせるところに就職したいと思い、はじめのうちはIT業界を中心に検討。しかし、途中から自動車業界に意識が向いている自分がいました。もともと車に乗ることが好きだったこともありますが、それ以上に車はさまざまな技術の集合体である点に魅力を感じたのです。なぜ私が数ある自動車関連企業の中からボッシュを選んだのかというと、業界屈指の技術力を持っていたから。自動車業界で広く普及している通信プロトコルを開発したのはボッシュだということを文献で見たときは非常に驚いたのを覚えています。そのような世界トップクラスの企業で自分の力を試してみたいと思い、ボッシュへの入社を決めました。入社した当時は、今のように職種別・事業部別の採用はなく、入社後に各事業部による事業説明会が実施され、それに参加し、内容を聞いてから希望を出す流れでした。私が特に興味を持ったのは、電子制御ブレーキシステム。多くの人の命を守る安全技術を自分が担うことに大きなやりがいを感じ、シャシーシステムコントロール事業部を希望、配属となりました。現在は、電子制御ブレーキシステムにおけるECU (Electronic Control Unit)のソフトウェア開発に従事しています。

ベース開発の現場、ドイツへ行く

ABS(アンチロック・ブレーキ・システム)やESC(Electronic Stability Control=横滑り防止装置)などに搭載されている電子制御ブレーキECUとは、いわばブレーキ制御の司令塔。危険を察知したときに、どういう機能を使うかを判断する頭脳です。ECUは司令塔(頭脳)といったイメージですが、頭で考え計算するだけでは不十分で、周りの情報を読み取り(センシング)、頭で計算した結果をブレーキの各コンポーネントへ伝える(アクチュエーション)ことが重要で、私はそのような部分のソフトウェア開発をしております。ただ、使用しているECUはドイツで基礎開発されたもの。どのような想いでロジック開発が進んでいるのか、基礎開発が進んでいるのかが、なかなか私からは見えづらく、いつか現地に行き自分の目で確かめたいと思っていました。そして、 ECUのソフトウェア開発に携わるようになって6年が経とうしていた頃、私はドイツ駐在を上司に希望。ずっとドイツの基礎開発現場を見たいと思っていたので、正式に決まったときのうれしさはとても大きいものでした。2013年の3月からドイツに駐在し、それから約3年間、次世代ESCの基礎開発を担当。次世代ESCとは通常の横滑り防止機能に、歩行者保護ブレーキシステム(Pedestrian Protection System) や誤発進防止システムなどの追加機能を付けたもので、私はそのECUのソフトウェア開発に携わりました。

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ドイツ赴任で得られた大きな収穫

次世代ESCはまだ量産に至っていませんが、現在、お客様との間で開発プロジェクトの話が進行中。私がドイツで開発したものが、日本でカタチになろうとしている事実に胸が熱くなりました。さらに今後は日本だけではなく、世界中のお客様にも展開されていくことを思うと、エンジニア冥利に尽きる想いです。2016年に帰国しましたが、駐在をしてよかったと思うのは、基礎開発の現場を知ることができたことはもちろん、ドイツと日本の開発姿勢の違いに気づけたこと。ドイツのエンジニアは自分たちがいいと思ったものを開発する傾向が強く、日本のようにお客様の要望にあわせて柔軟に対応していくものとは大きく異なりました。これまではドイツ側がなぜそう考えるのかわからないことも多かったのですが、駐在したことにより、習慣・文化を背景とした開発ロジックを学べたのが大きな収穫です。未だに日本とドイツ両国のエンジニアの折り合い点をつけるのに改善すべきことがありますが、お互いの開発ロジックに対する考え方を理解できるようになった今、以前よりもコミュニケーションがスムーズに取れるようになりました。今後の目標は、これまでのソフトウェア開発で培ってきた経験をベースに、新しい製品開発に取り組むことです。さまざまなジャンルの開発に関わることで、知識の幅を広げていきたいと思っています。

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