ボッシュを知らないなんて、もったいない

ボッシュジャパンの

世界的価値を向上させたい。

SAYAKA HAYASHI
パワーソリューション事業部
2015年入社
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いち早く多くの経験を得られる場を求めて

テクニカルな部分だけでなく、包括的な視点を持って仕事をしたい。私がこう思うようになったのは、化学生物工学を専攻していた大学時代の後半です。当時、視野を日本から世界に広げて就職先や自分の将来を考えていたとき、トップメーカーのマネージメント層の多くがエンジニア出身者であることに気がつきました。そこで自分の専門の傍ら、グローバル人材やビジネスマネージメントについて学んでみると、自分が進みたい道は工学と経営学の間にあるのかもしれないと気がつきました。その思いのまま、大学院にて工学と経営学の両方を学ぶことで、技術と経営のスキルの双方が求められるプロジェクトマネージメント(PM)を志すようになりました。1年目からPMとして入社できる可能性がある企業はほとんどなく、その条件を満たしていたのがボッシュ。さらに魅力を感じたのは、半年ごとに部署をローテーションしていくJMP(Junior Managers Program)という若手リーダー育成プログラムがあるところです。海外に渡航していた期間などがあり、一般的な院卒と比べて年齢的にキャリアスタートが遅れた私にとって、いち早く多くの経験を得られてさまざまな人脈を築くことができるJMPは、まさに求めていたものでした。たとえこの先、結婚や育児などでライフステージに変化があったとしても、自分自身でキャリア形成できる体制があることもボッシュを選んだ理由のひとつです。

知識ゼロの状態で任されたプロジェクト

JMPローテーションとして最初に配属されたのはディーゼルシステム事業部でした。入社1日目から営業部門にあるPMチームに入り、お客様のエンジン試験のプロジェクトを任せられました。その内容は、商用車メーカーのお客様がアジアやヨーロッパをはじめとする海外市場向けに小型トラックを展開するにあたり、既存のシステムをどのように変更すればよいのか、実際に試験をして確かめるというものでした。私の役割は、プロジェクトを進めるにあたっての社内プロセスや予算の管理はもちろん、スケジュールや製品の仕様などをお客様を含めた国内外の関係各所と詰めていくことでした。しかし、ビジネスシーンで使える英語力も技術に関する知識も足りなかったため、文字通りゼロの状態でのスタートでした。PMチームのメンバーは業務全般的なことを、国内のエンジニアチームには基礎的な技術のことから教えてもらいながら業務を遂行していましたが、海外メンバーとの電話会議を含め、当時の私にはハードルの高いタスクが多くありました。これまでやったことのないことを創意工夫してこなしていく毎日。上司は奮闘する私を冷静に見守り、何かあったときはすぐにサポートしてくれる環境を提供してくれました。経験が少ない若手が相手でも真剣に取り合ってくれる文化があることはボッシュのよさだと感じています。

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自分の成長と働きやすさを感じる日々

PMとしてお客様のプロジェクト全体を統括する能力は、その後の仕事で大いに活かされています。たとえば、次のローテーションとして配属されたマーケティング業務に従事する傍ら、「Global Internship @Bosch」を立ち上げました。このプログラムは、ボッシュのベトナム拠点にて、日本の大学に通う理系学生を対象に2週間の就業体験をしてもらう内容でした。その企画を任せてもらえた私は、単独でベトナムに出向いて現地のスタッフと人脈を築くことからはじめ、開催までの道筋をつけていきました。また最近では、国内外のJMPや他社の若手社員が集まって議論し、役員の前で発表するイベントの企画・運営を担当しました。どちらの例も、企画から実施まで短期で統括力をさらに伸ばす経験でした。入社してから本来の業務に加えた仕事も行っていますが、自分のプライベートともバランスがとりやすい環境だと身をもって実感しています。長い時間働くのではなく、いかに最大限の力で効率良く進めるかを重視する環境であるため、趣味のお稽古に通ったり、自宅で料理をしたりとメリハリのある生活を送れています。今後は、日本のモノや日本人の世界的価値を向上させるのが私の夢。JMPのトレーニングの一環として、先にも述べたように日本におけるPM業務やマーケティング業務のほか、日本でのエンジニア業務、ドイツにてヨーロッパの自動車メーカープロジェクトのPM業務を約半年ずつ経験しました。どこにいても、誰と仕事をしていても、日本人としてのアイデンティティをもって、ボッシュジャパンの社員として世界にどう存在感を示していくかを念頭に置いています。JMPはスタートに過ぎません。これからも挑戦を続けていきます。

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