ボッシュを知らないなんて、もったいない

未来のリーダーになる手がかりを、

見つけられる環境がここにある。

TAKUMA OMIYA
カーマルチメディア部門
2015年入社
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世界のリーディングカンパニーで、次世代のマネージャーを志す

はじめて私がボッシュを知ったのは、大学時代にお世話になった先輩がきっかけです。その方は国内の自動車部品メーカーに勤めていたのですが、「ボッシュは世界のリーディングカンパニーだ」と言っていたのがとても印象的でした。また、ボッシュには複数の部署を短期間で経験できるJMP(Junior Managers Program)という若手リーダーを育成する2年間のプログラムがあります。イギリスで博士課程に進学していたため社会で働きはじめるのが遅くなった私にとって、早期にさまざまな経験ができるこのプログラムは魅力的でした。選考を通じてボッシュの社員と話をしていく中でも、若いうちから自由と責任の両方を与えてくれる環境だと強い印象を受けたのが入社を決めた理由です。この会社でならグローバルなリーダーとして自分を成長させられると感じました。技術営業職のJMPとして入社し、最初はビークルモーション事業部でブレーキ関連技術や車載レーダーなどの営業活動を経験しました。今はカーマルチメディア部門にて、カーナビやディスプレイメーターのHMI(Human Machine Interface)を担当しており、お客様の要望を聞き出す技術渉外や開発をスケジュール通りに進めるプロジェクトマネージメント業務に携わっています。

顧客と開発チームのインターフェース

HMIはスクリーンの画面や音など、自動車と人をつなげる技術です。最近では、自動運転で車線変更する場合にドライバーの心的ストレスをいかになくすかなどもHMIとしての大きな課題で、自動車メーカー各社が開発に注力しています。HMI開発では技術そのものより、いかにユーザー目線やお客様の要求を的確にとらえて開発をうまく進められるかが重要です。少しでも認識の違いがあれば、目に見えるカタチとして表れてしまいます。私は異動初日からお客様である自動車メーカーとの要求仕様に関する打ち合わせに参加し、2週目からはひとりで対応を任せられました。しかし、お客様の要求とボッシュのドイツ開発チームとの考えや理解が一致せず、開発が停滞。私はまずは双方の考えを正しく理解しようとお客様への聞き込みと、ボッシュ開発チームとの電話会議を通して現状分析に力を入れました。お客様側にはHMIのエンジニア、デザイナー、ナビの機能担当者が、ボッシュ側でもドイツの開発・企画担当とインドの実装担当など、多くの関係者の主張を整理して認識を合わせることは想像より時間がかかります。それでも粘り強く、1ヵ月以上かけてひとつひとつの状況を整理した結果、認識違いとスケジュール遅延の原因を究明し、それを元に代替案の提案ができました。お客様にも納得していただき、「何か私たちからも協力できることはないか」と言っていただけたことは深く私の心に残っています。

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多様な経験を糧に、リーダーたちの背を追う

JMPの一環で次は自動運転や安全装置のマーケティング、その後はドイツにて製品企画と営業管理を担当する予定です。さまざまな職種を経験できることに加えて、複数の上司やチームと働けることも貴重な経験となっています。これまでの上司は私に指示や作業ではなく、達成すべき目標と必要な環境を与えてくれました。私がここまで自由に働けたのは、私の意見を尊重し、サポートしてくれた上司の存在があるから。また、お客様やドイツ側との交渉では、彼らの強い意志で自らの主張を説いて周りを引っ張る姿を見て、私が目指すリーダーシップ像も少しずつ具体化してきました。将来の目標ですが、まずは3年以内を目途に中国、タイ、ベトナムといったアジアの国をフィールドにプロジェクトチームを率いることを目指しています。いずれは自らが責任者となり、ボッシュのグローバルメンバーと日本のお客様とが連携して、日本発の製品を世界の市場に投入するような事業を進めていきたいと思います。

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