退職、留学、そしてボッシュへ
私は2011年に、中途採用でボッシュに入社をしました。前職は国内の大手メーカーに約3年勤め、自動車製造ラインの生産技術業務に携わっていました。私の人生のターニングポイントとなったのが、前職時代に経験した約半年のイギリスへの留学。留学先で経営者を目指す同年代の人に出会い、その人から聞いたいろいろな話に、当時の私はとても感銘を受けました。その人が私にMBAの取得を勧めてくれたことにより、もう一度留学をして経営学の勉強をしたいと思うようになりました。その後は、MBAを学ぶために前職を退職し、オーストラリアへ2年間留学。MBA取得後の就職先は、コンサルティングや金融などさまざまな方向性で検討していましたが、最終的にボッシュを選択しました。今までの経験を活かせるなど条件的にマッチしましたし、ボッシュにはJMP(Junior Managers Program)という2年間の若手リーダー育成プログラムがあったことも大きな理由のひとつです。半年ごとに部署をローテーションしていくことで、短期間に幅広い知識と経験が得られるという点が魅力でした。入社してからは、まずテクニカルサービスセンターで品質管理業務を担当。次はディーゼルシステム事業部で事業管理と設計・開発とふたつの部署に携わった後、ドイツ本社で購買業務を経験しました。