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ボッシュジャパンの技術力を駆使して、

日本発のコンピテンスを世界に届ける。

KIRYU TOSHIAKI
社長アシスタントグループ マネージャー
2011年入社
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日本と世界の懸け橋になるエンジニアをめざして

ビジネスのグローバル化が進むなかで、これからは英語力が重要かつ必要だと感じていました。しかし、このまま日本の高校から大学に進んでも苦手な英語は克服できないという危機感があり、あえて自分を追い込む意味で高校卒業を期に渡米を決意。カリフォルニアにある大学で機械工学の学士及び修士課程を修了しました。アメリカに渡って驚いたことは、想像以上に日本のクルマが売れていたことです。日本の基幹産業であるクルマが日本人としてとても誇らしく思え、いつしか日本と世界の懸け橋になる自動車関連のエンジニアを目指すようになっていました。あえて欧州企業であるボッシュを選んだ理由は、ABSをはじめ、クルマに搭載される世界初の技術を数多く生み出しているサプライヤーだったこと。さらに半年ごとに部署をローテーションしていくJMP(Junior Managers Program)という若手リーダー育成プログラムに魅力を感じたことです。入社後はプログラムに沿って半年おきに多様な事業部、部署、タスクを経験し、いろいろな事業の強みを知り、さまざまなコネクションも構築できました。プログラム中、メンターと呼ばれる指導者がひとりつくのですが、メンターになるのは、いずれも事業部のトップ。経営陣のそばで多くを学べたことも大きな収穫でした。また、JMPの同期は世界中にいて、いつでもネットワークで互いの動向を知ることができるので、それが仕事をする上での刺激にもなっています。

広く、深くボッシュのモノづくりに関わる

JMPで最初に配属されたのはガソリンシステム事業部。製品開発設計から工場での製造、納品後のお客様対応業務まで、モノづくりの始点から終点までトータルに携わりました。また、ここで私が3D-CADで設計した燃料噴射装置が製品化されたことも忘れられない経験です。その後、モーターサイクル用ABSの先行開発にも携わりました。一般的なモノづくりはお客様のオーダーありきなのですが、先行開発はこちらで市場の需要を踏まえてコンセプトから製品をつくりあげていくものです。このプロジェクトでは市場のボリュームを予測してドイツ本社に製品化の必要性を提案しました。これは後に、設計・開発をボッシュジャパンが先導するプロジェクトとなり、量産化も決定した次世代製品です。さまざまな視点からボッシュのモノづくりに関わり、その後はプロジェクトマネージメント業務を行っていたのですが、とあることがきっかけで転機が訪れます。ドイツJMPの同期の一人が出張で来日するということで、食事に行く約束をしたのです。その友人を待っていると、なんとそこにアジアパシフィックを統括する役員とボッシュジャパンの副社長である森川もやってきたのです。友人が役員のアシスタントになっていることは知りませんでしたが、このようなネットワークがあったこともあり、後日、ボッシュジャパンの社長アシスタントグループ マネージャーの話をいただき、現在のポジションへの配属が決まりました。

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日本発の持続可能なビジネスに貢献したい

経営層の補佐を行うアシスタント業務は、経営のいろはを学ぶ絶好のチャンスです。JMPとして入社した段階で経営に関わることを目標にしていたので、開発の現場からの異動に戸惑いはありませんでした。ただ、お客様を相手にする業務とは異なるプレッシャーもあり、モノづくり以上のスピード感が要求されます。たとえば、社長の講演資料を作成する場合、社長からのインプットを受けて、何度もすり合わせをしながら社外に発信されるメッセージをつくっていきますが、作業の遅れは会社の決断の遅れになり、ビジネスに悪影響を与えかねません。そのため、普段から細かいことでも確認を徹底し、より迅速、正確な対応を心がけています。ただ、自分が作成に関わったメッセージがボッシュの意思として政府機関、大学、企業などに発信されることには大きなやりがいを感じています。今後の目標は日本発の持続可能なビジネスの創生に貢献し、人々の暮らしをもっと豊かにしていくことです。たとえば、現在、日本政府が取り組んでいる水素社会の実現に貢献することもひとつ。世界で燃料電池車開発をリードしているのは日本の自動車メーカーです。そのような新規事業の立ち上げに深く関わり、日本発のイノベーションを世界に発信したいと考えています。

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