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テストドライバーとして。
エンジニアとして。
車の安全を作っていく。

Youichi I.さん

開発

ビークルモーション事業部
アクティブセーフティ部門
2012年入社

  • 未発売の車に実際に乗って
    システムを調整する。

    私は8年間、ボッシュのテストコースがある北海道の女満別という場所で適合開発をしていました。具体的には、ESP(横滑り防止システム)の、ソフトウェアの中に定義されているパラメーターを調整し、自動車が不安定な挙動になったときにお客様が求める自動車の動きを作る仕事です。特徴はお客様である完成車メーカーから借りた試験車両にESPを搭載して、実際に走らせていろんな試験をしながらパラメーターを調整していくこと。私が所属している適合チームのメンバーは全員そのタスクを担当するため、実車試験を安全に行うために必要なドライビングライセンスも社内で取得します。お客様の要求を反映した性能を、お客様から直接評価いただき、要求を満たせたときはとても嬉しいです。また、まだ世の中に出ていない開発中の自動車をテストコースで走らせ自分で試験できるところも醍醐味ですね。

  • 各国の車文化があるから、
    ボッシュの技術は高まる。

    今、担当しているお客様がインドにも開発拠点を設けており、私はESP(横滑り防止システム)の開発をインド国内で完結できるようにするために、適合実車試験のノウハウを共有しています。その中で、国の文化や習慣に驚かされることが多くあります。例えばインドでは、一般道が舗装されておらず、自動車や自転車に混じって動物がいたり、信号がなかったり、想定される積載量以上のものが積まれたりします。すると自動車に求められることも変わってきますし、日本とインドでは品質や時間に対する意識も違います。その中でも、日本で得たスキルを共有していくことが自分の成長にもつながっていると感じます。ボッシュには各拠点のボッシュがお互いの知見や経験、技術をシェアしあう文化があり、だからこそ高い世界レベルの技術力へとつながっているのです。

  • 遊びも仕事も突き詰める。
    いい見本になる人が沢山いる環境。

    私は8年間、北海道の女満別にいました。朝・昼・晩も、みんなと一緒、テストコースにある寮には温泉もあり、しかも寮はテストコース内にあるので通勤は1分。そんな日々を過ごしていたので、女満別は今では第二の故郷以上の存在です。とはいえ、仕事で、多い時は年に半分くらいは本州にあるお客様のテストコースに行くこともあり、良い気分転換でした。また女満別にいた頃は山登りや釣り、キャンプなどの遊びを突き詰めた先輩たちがいっぱいいらっしゃいました。そういうメンバーは仕事でも同じようにその道のエキスパート。ひとつのことに夢中になる姿はやはり遊びも仕事も共通していて、自分もそうなりたいと思える人たちと出会えたことも大きなことだったなと思います。

ある一日の流れ

  • 9:00

    出社(横浜事務所)

    メールチェックし、予定をたて、プロジェクトタスクに取り組み、試験の計画を立てる。

  • 12:15

    LUNCH

    食堂で同僚とランチタイム。

  • 13:00

    TEST

    実車試験とデータ解析。その後、社内でミーティングを行う。

  • 20:00

    退社

    予定があるときは、早く帰宅することも。

※掲載社員の仕事内容・部署は
取材当時のものです

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